静電気の原理とは?起こる仕組みをわかりやすく

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空気が乾燥した季節になると、ドアを開けようとしてドアノブに触れる瞬間や、車のドアを閉めようとした瞬間などに、「バチッ」と静電気を感じてイヤな思いをすることが多くなりますよね。

仕方ないとも思いますが、できることなら避けたいですよね。

「バチッ」のその瞬間は、痛くて腹立たしいような怖いような悲しいような気持ちになりますが、落ち着いてふと考えてみると、静電気って一体何なんでしょうか?

電化製品に触れたわけじゃないのに、なぜ「バチッ」と来るのか不思議じゃありませんか?

今回は、静電気が起こる仕組みについて調べてみました!仕組みを知ることで、あのイヤな思いを経験することを防ぐことだってできるんですよ。

そもそも静電気とは何?

静電気とは何か調べてみると、

物体同士の接触や摩擦によって電荷の移動が発生し、空間的に電荷の移動がほとんどない電気のこと。

一言で言われてもなんだかピンときませんよね・・・。

静電気が起こるしくみを順番に見ていくと、少しわかりやすくなるので、ご紹介しますね。

静電気が起こる仕組み

ちょっと化学のお勉強みたいな話になりますが、学生時代に化学が苦手だった私がなるべくわかりやすく説明します。

どんな物質も、プラスの電気とマイナスの電気をたくさん持っています。

このプラスの電気とマイナスの電気の数が同じ場合は、中性な電気的性質で安定しています。

この物質をこすり合わせると、片方の物質のマイナスの電気がはがれて、もう片方の物質に移動します。

マイナスの電気を取られた側の物質は、マイナスの電気よりもプラスの電気の数が多くなるのでプラスの電気的性質になります。

逆に、マイナスの電気をもらった側の物質は、プラスの電気よりもマイナスの電気の方が数が多くなるので、マイナスの電気的性質になります。

体が物質が触れ合ったり、こすり合ったりして、プラスの電気を帯びている状態で、ドアノブなどの金属に近づくと、金属の中のマイナスの電気が引き寄せられ、触れた瞬間に一気にプラスとマイナスの電気がくっついて電流が流れます。

このとき放電をして「バチッ」と衝撃を受けます。

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このイメージがなんとなく理解できてから静電気とは何かの説明をもう一度みると、なんとなく理解できますよね。

私は今まで、冬になるとドアノブなどの金属側に電気がたまっていて触れるとバチッとなるものだと思っていました。

そうではなくて、電気がたまっていたのは自分の体側だったんですね!

でも、今「冬になると」と言いましたが、夏はあまり静電気を感じたことがありません。静電気はなぜ冬に感じることが多いのでしょうか?

静電気はなぜ冬によく起きる?

実は夏にも静電気は発生しています。ただ、日本の夏は湿度が高いですよね。空気中にも水分が多く含まれています。

水も電気を通します。だから夏に発生した電気は空気中の水分に流れ去っていきます。乾燥している冬は空気中の水分が少なく、電気が逃げにくいので静電気が体にたまりやすいのです。

乾燥している季節でも、室内を加湿したり、肌や髪を保湿することで静電気が起こりづらくなりますよ。

また、金属に触れる前に、木や壁などのゆっくりと電気を流すものに触れることで、たまった電気がゆっくりと逃げるので、バチッとなるのを防げます。先に電気をゆっくりと逃がしてやるのがポイントですね。

静電気の対策方法についてもこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
静電気の対策と防止方法とは?効果がある静電気除去グッズも紹介

まとめ

静電気は、摩擦や接触などにより、物質から物質へ電気の移動が起こることによって発生する。

プラス、マイナスの電気を帯びた物体が金属などの電気を通しやすい物質に近づいたときに、プラスとマイナスの電気が一気にくっついて電流が流れる。

空気が乾燥している冬は、体にたまった静電気が空気中の水分に流れにくいため感じやすい。

あとがき

先ほども述べましたが、私はこれまで静電気はドアノブなどの金属側に電気がたまっているものだと思いこんでいたので、自分の体が原因だったと知って目からウロコでした。

今こうしてパソコンに向かって作業している間も、自分に静電気がたまりやすい状況ですよね。

冬は部屋を加湿したり、肌を保湿したり、水分をこまめにとるようにして、静電気を体にためないように工夫したいと思います。

静電気をためない工夫って、こうしてみると肌や健康にもいいことばかりで一石二鳥ですね!

Monosiri