星野源のアルバムをおすすめ順に紹介!ファン歴7年の私はこう選ぶ

星野源

編集部
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こんにちは、Monosiri編集部です。

今回は「星野源」好きの私が、これまでにリリースされたアルバムをおすすめ順に紹介していきます。星野源の曲を聴きたいけど、どのアルバムから聴いて良いか分からないという人はぜひ参考にしてみてください。

おすすめ順は以下の通りです。

  1. STRANGER
  2. YELLOW DANCER
  3. エピソード
  4. ばかのうた

それではアルバムの紹介をしていきますね。

STRANGER

2013年発売、ソロ3枚目となるアルバムです。「自身の殻を破ったようなもの」を目指して製作されたこのアルバムは、音楽にさほど詳しくない人でも彼の変化を存分に感じることができる一枚に仕上がっています。

今までの弾き語り中心の演奏で歌をしっかり伝える方法から、バンド編成に力を入れ楽曲全体で歌を伝える手法にシフトしています。やはり耳を奪われるのは1曲目の「化物」で、軽快でアップテンポなイントロに聴き手は一気に引き込まれます。

彼の知名度を高めた「夢の外へ」で大いに盛り上がったと思ったら、「ツアー」「季節」「ある車掌」ではじっくりと聴かせてきます。ゴスペルを取り入れた「生まれ変わり」は壮大過ぎて背筋がゾクッとするほど。全曲を通しで聴いていると、いい意味でまんまと星野源の策略にはめられた気がしてしまいます。

ですが、このアルバム、星野源としてはかなり追い詰められて作ったそうです。発売前年はシングル3曲をリリース、2本の映画を撮影し、かなり多忙だったのも一因だったのかもしれません。年末に星野がくも膜下出血で倒れたため、このアルバムは発売が一度延期になっています。

復帰後ほとんど録り終えていた12曲に、歌詞カードにも載らない13曲目が追加されての発売となりました。アルバムタイトルと同じ「Stranger」と名付けられたこの短い曲では、奇跡が起きたことへの喜びと感謝が歌われています。

YELLOW DANCER

2015年発売、初の売り上げ1位を獲得した4枚目のアルバムです。この翌年に大ブレイクした「恋」を色濃く感じさせる一枚で、「恋」でファンになった人も馴染みやすい一枚です。

ソウル、ジャズ、R&Bなどのブラックミュージックと自身のJ-POPとの融合から成る「イエローミュージック」を前面に押し出した、星野自身も大満足できる楽曲に仕上がったとのこと。

前アルバム「Stranger」は、結果的には満足したものの作成過程はかなり過酷だったとのことですが、このアルバムはかなり楽しみながら自由に製作できたそうです。

「SUN」「Crazy Crazy」などのシングル曲や「時よ」「Week End」「Friend Ship」のようなタイアップ曲などお馴染みの曲も多く、ブレイク前とはいえ発売当時の彼の活躍ぶりが窺えます。

自身も出演した、資生堂マキアージュwebムービーの主題歌「Snow Men」は、今までとは一味違うムーディーで大人っぽい曲。情緒ある景色が想像できる歌詞なのですが、実は歌詞には説明を聞かないとわからないようなエロ要素がたっぷりで、曲調は変われど星野源らしさが残る一曲となっています。

全体的に楽しく踊れる曲が多いですが、「口づけ」では原点の弾き語りも披露。この曲をしっとりと聞かせてからの、パンクを思わせるかのようなイントロの「地獄でなぜ悪い」への流れは戦慄を憶える人も多いはずです。

エピソード

2011年リリース、2枚目のアルバムです。現在の彼の楽曲と比べると、使用している楽器も少なく全体的にシンプルですが、深夜アニメの歌、お墓参りの歌、火葬場の歌、コンビニ店長とバイトの歌、営業マンの歌など一癖あるテーマの曲が多いです。

けれども、それらは私達の生活に寄り添った身近に存在する事柄ばかりで、そのせいか聞いていて気持ちよく落ち着く曲ばかりです。ラブソングが苦手だと言うだけあって、普通とは一味違うもののラブソングと言えるのは「くだらないの中に」だけ。

前アルバムに続いて「死」や「老い」の匂い漂う曲が多いですが、星野曰く、生きることを正直に歌うには「死」を書かざるをえないとのこと。「営業」では「培った日々はいつか終わる」と歌い、「布団」では、大切であろう人が「車にはねられたらどうしよう」と歌います。

当たり前だけど、誰もが理解できる飾らない言葉で「死ぬこと=生きること」をアルバム全体で表現しているように思えます。「くだらないの中に」は、現在でも圧倒的な人気を誇る曲で、ライブでも必ず歌われる真摯な変態的バラード。

ビートに乗せて力強く「なにか茹でろ、飯を食え」と歌う「湯気」は、星野源にしかできないやり方で「生きろ」と背中を押してくれているように感じられます。静かでありながらバイタリティ溢れるアルバムです。

ばかのうた

歌うことは好きだけど自分の声へのコンプレックスから人前では歌わなかったという星野が、尊敬する細野晴臣に後押しされ2010年にリリースしたファースト・ソロアルバムです。

素朴でふんわりとした癒される15曲ですが、「恋」をきっかけに星野ファンになった人には、弾けてなくて踊れなくて、悪く言えば「暗い」ので少し違和感を覚える人もいるかもしれません。

けれどもシンプルな分、ダイレクトに歌詞が入ってくる「聴かせる曲」に仕上がっているので、じっくり味わいたい曲ばかりです。1曲目の「ばらばら」は、「世界はひとつじゃない」の歌い出しで別れの歌だと思わせ実は希望の歌、そして昭和を思わせるかのようなメロディがなんだかほっとします。

「グー」「老夫婦」「茶碗」は「老人もの三部作」と呼ばれ、特に亡くなったおばあさんを想うおじいさんを歌った「老夫婦」はとても人気があります。愛を語ることに抵抗がある星野が、老人に置き換えて愛を歌っているように思えます。

そして一番の代表作は「くせのうた」。好きだから相手の陽の部分も陰の部分も、きれいな部分も汚い部分も全部知りたいと思ってしまう自分を少し後ろめたいと思っているかのような歌。ここにも、星野源らしさを感じます。