会社の年賀状の書きかた!正しいマナーは?

年賀状

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個人では友人や親戚に年賀状を毎年書いても、会社の上司や、取引先への年賀状って、正直何を書いたらいいのかわからないですよね。

友人あてと違って、年賀状を書くときのマナーもいろいろあるようだけど、失礼のないように送りたい!!

会社の年賀状の書き方のポイントを調べてみました!

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そもそも、上司には出したほうがいいの?

出すべきかどうかは、その会社、その職場によって違います。

ここ最近は、「虚礼廃止」といって、年賀状やお中元など、形だけの儀礼はやめようという会社が増えています。

もし自分の会社の方針がそうであれば、出す必要はありません。

自分の会社の方針が、特に強制でも禁止でもない場合は、どうしているか先輩や上司に聞いてみましょう。

書く前の注意点は?

ボールペンで書くのは失礼になります。黒の毛筆か、黒または紺の万年筆を使いましょう。

書き間違えた場合に、修正液で消したり、二重線で消すのはNGです。新しい年賀状を用意して、書きなおしましょう。

年賀状の販売期間内に書き間違えたはがきを郵便局へ持っていけば、5円の手数料で新しい年賀状に交換してくれるので、買いなおすより安く済みます。

詳しくはこちら↓
余った年賀状は交換できる?その他の使いみちも知りたい!

ひとこと付け加える文(添え書き)に句読点(「、」や「。」)はつけません。

宛名を書く向きは縦書き?横書き?

上司や先輩、目上の方や会社関係者にあてて書く場合には、縦書きが望ましいです。

この場合、通信面(宛名面の裏面)の本文の向きも宛名面の向きと合わせたほうがいいですね。

会社関係の宛名の書き方は?

会社関係者に出す場合の宛名は、会社名、部署名、肩書き、名前の順で書きます。

株式会社を(株)と省略して書くのは失礼にあたります。

敬称(様)は名前の後にだけつけます。会社のあとには御中などをつけません。

「○○課長様」など、肩書きに敬称はつけません。「課長 ○○様」と書きましょう。

特定の人ではなく、部署にあてるときには、部署名のみに御中をつけます。

宛名を連名で書く場合は?

通常年賀状は個人で保管するものなので、ビジネスの場合、連名は使いません。連名で送ると相手が混乱してしまいます。

もし担当者が複数いる場合には、それぞれに出すのがいいですね。

ビジネス年賀状の文例

やってしまいがちだけど要注意!使ってはいけないことば

1~2文字の賀詞

よく聞く「迎春」「賀正」などの、1~2文字の賀詞。
これは、目下~対等な相手に対して使う言葉なので、ビジネス年賀状では使ってはいけません。
「謹賀新年」「恭賀新年」は、誰あてにも使えることばです。

忌み言葉

普段使うことの多い「去年」。これには「去る」という忌み言葉が使われているのでNGです。
忌み言葉とは、縁起の悪いことば、水を差すようなことばのことで、
ほかには、「枯れる」「衰える」「破れる」「失う」「病む」「倒れる」などがあります。
「去年」ではなく、「昨年」「旧年」を使いましょう。

「新年明けましておめでとうございます」

「新年明けましておめでとうございます」。違和感ないようにも感じますが、
「新年」と「明けまして」は、どちらも同じ意味で、
「明けまして明けましておめでとうございます」といっているのと同じです。

「一月一日元旦」「一月元旦」

「平成○○年 一月一日元旦」「平成○○年 一月元旦」は間違いです。
「元旦=一月一日の朝」という意味なので、一月一日を二度繰り返して言っていることになります。
「平成○○年 元旦」「平成○○年 一月一日」が正しいです。

文例集

上司へ

例文①
謹んで新年のご祝辞を申し上げます
ご家族ご一同様には、幸多き新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も昨年同様、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

例文②
新春のおよろこびを申し上げます
良き新年をお迎えのことと存じます。
昨年中は並々ならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も昨年同様、ご指導の程よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

例文③
謹賀新年
旧年中は公私にわたって大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
昨年中は並々ならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も昨年同様、ご指導の程よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

取引先・顧客へ

例文①
謹賀新年
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
本年も一層のサービス向上を目指し、社員一同誠心誠意努める覚悟でございます。
なにとぞ本年も倍旧のご支援のほどお願い申し上げます。

例文②
恭賀新年
昨年中は格別のご用命を賜り厚く御礼申し上げます。
なにとぞ本年もよろしくご愛顧のほどひとえにお願い申し上げます。

例文③
謹んで新春のご祝詞を申し上げます
昨年中は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
御社のますますのご発展を祈念しますとともに、本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

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こうして調べてみると、どこかで聞いたことがあることばだったり、一見失礼には当たらない表現や行為が、ビジネス年賀状ではNGとされているものが多いですね。

私自身も、何も調べずに書き始めたとしたら、すべてやってしまいそうな間違いばかりでした。

それだけ難しい言い回しも多いですが、この新しい一年も上司や取引先、顧客との関係がうまくいくように、文例を参考にしながら、失礼のないように出しましょう。