冬至にかぼちゃを食べる理由!ただ風邪をひかないだけじゃなかった

季節の行事

こんにちは、Monosiri編集部です。

「今日は冬至か・・・」となると「んじゃ~かぼちゃ料理を作らないと!」と思うママさんたちも多いのではないでしょうか。

これまで冬至にかぼちゃを食べることに対して、条件反射的な感じで特に疑問を持つことはなかったのですが、ふと考えてみたときに…「なぜにかぼちゃなんだ?さつまいもでもいいんじゃない?」と気になり出しました。

それで今回調べてみたんですが「かぼちゃは冬至にうってつけの食べ物だ」ということがよくわかりスッキリしました!ただ風邪をひかないってだけじゃなかったんですよ~ (笑)

そもそも冬至について詳しく知らないという状態だった私。(去年は当日のニュースで冬至と知り慌ててかぼちゃを買いましたし←)

でも、やっぱり冬至のことをある程度理解していた方が、かぼちゃを食べる理由も腑に落ちるという感じなので、ひとまず冬至そのものについて書いていきますね。

そもそも冬至とは

冬至は二十四節気という、1年を24分割した昔の暦のうちのひとつで、太陽の位置が最も低い位置に来る日のことです。下の画像がわかりやすいですよ↓

出典:Wikipedia

「一年で最も昼が短い日」と覚えている人も多いと思いますが、その通りで、この冬至を境にだんだん日が長くなっていきます。ちなみに日にちですが…

今年は12月22日(金)

2017年の冬至は12月22日(金)です。その年によって、21日になるときもあるので固定というわけではありません。

また、冬至のことを「一陽来復(いちようらいふく)」とも言います。

一陽来復には「陰が極まり再び陽に帰る」という意味があります。と言っても、まったく何のことやらサッパリですよ (笑)

ざっくりですが「暗い期間が終わって明るい期間が戻ってくる」ということです。冬至を境に日が長くなりますよね?要するこれも「冬至」を表している言葉なんです。

そうは言っても…冬至は12月下旬。

1月2月とまだまだ寒さも増していきますよね。なので「冬至冬中冬初め」とも言われ、邪気を払う節目としても考えられていました。

そのため冬至には、厄払いや、幸せを願う風習がたくさん残っています。実は、かぼちゃを食べるのもこういったことが関係しているんですよ。

お待たせしました。では本題の「なぜ冬至にかぼちゃを食べるのか」に入りますね。

冬至にかぼちゃを食べる理由

冬至にかぼちゃを食べるのには、以下の4つの理由があります。

  • 縁起のいい食べ物
  • 「ん」のつく食べ物
  • かぼちゃは栄養豊富
  • 魔除けになる

では1つずつ見ていきましょう。

縁起のいい食べ物だから

かぼちゃは別名「南瓜(なんきん)」と言い、「北(陰)から南(陽)に向かう」という意味があります。

先ほど「一陽来復」が「陰が極まり再び陽に帰る」という意味があると書きましたが、冬至もかぼちゃも似たような意味ですよね。

このことから、かぼちゃは縁起が良いとして、冬至に食べられる理由の1つになります。

「ん」のつく食べ物だから

「冬至に“ん”のつく食べ物を食べると運を呼ぶ」という言い伝えもあり、この習わしを「運盛り」といいます。

かぼちゃは「なんきん」とも言いますので「ん」が2つ入っていますよね。

「ん」は1つよりも2つの方がより効果があるとされていて、かぼちゃはとっても運を呼び込みやすい食べ物ということです。

また、かぼちゃ以外にも「ん」がつく食べ物はたくさんあります。こちらは下の記事でピックアップしています。

かぼちゃは栄養豊富だから

「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」という言葉を聞いたことはありませんか?

かぼちゃはビタミンを豊富に含んでいて、粘膜を丈夫にし、風邪を予防してくれる効果があります。

年中スーパーで野菜が買える今と違って、寒さの厳しい冬場は野菜も少なくなります。

かぼちゃの旬は夏ですが長期保存が可能なので、昔は冬の貴重な栄養源としてかぼちゃを食べ、無病息災を願うという、くらしの知恵ですね。

ちなみにかぼちゃの栄養については下の記事で紹介していますのでよければご覧ください。

魔除けになるから

昔から黄色は、邪気を払い、光や熱を象徴する色として、太陽の光が衰えている冬至に沢山取り入れたい色とされていました。

このことから、かぼちゃの黄色が魔除けになるとも考えられていたんですね。


これらの理由を見ると、冬至に食べる物としてかぼちゃが選ばれたのも納得ですよね。

ところで、かぼちゃ以外にも、冬至に食べられている有名なものがあるってご存知でしたか?

冬至にちなんだその他の食べ物

冬至にはかぼちゃ以外にも「小豆(あずき)」や「こんにゃく」も有名でよく食べられています。ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

小豆(あずき)

中国では元々、冬至を暦の始まりとして「冬至節」というお祝いをし、疫病(伝染病)を払うために小豆粥を食べる風習があります。

この風習が日本に伝わり「冬至に小豆粥を食べると風邪をひかない」と言われ食べられるようになりました。

このことから、小豆粥のことを「冬至粥」ともいいます。

地域によっては、赤飯や小豆団子を食べる風習もあるそうです。そういえば、お祝い事のときには赤飯を炊きますよね。昔の人にとって、冬至がいかに喜ばしい日なのかがわかりますね。

また、小豆の赤い色は魔除けになるとも言われています。かぼちゃの黄色もそうでしたが、食べ物の「色」にいろんな意味があったんですね。

こんにゃく

こんにゃくには食物繊維が豊富なので、昔の人はこんにゃくを「胃のほうき」や「腸の砂おろし」と呼んで、冬至や大掃除のあと、大晦日、節分などに食べていました。

「冬至 こんにゃく 砂はらい(砂おろし)」

といって、邪気を払う節目である冬至に、体の中をきれいにするこんにゃくを食べることで、厄除けになると考えられていたんですね。

こんにゃくはかぼちゃと同様に「ん」がつくので、運を呼ぶ縁起のいい食べ物でもあります。


さて、これまでの流れでかぼちゃや小豆、こんにゃくなどがよく食べられるというのはわかると思いますが、具体的にどういう料理なのかという疑問は残りますよね。

では実際に、どんな料理が食べられているのか見てみましょう。

冬至のおすすめ料理

かぼちゃを使った料理はとても多いですが、その中から特に冬至におすすめな5種類をご紹介しますね。

かぼちゃの煮物

冬至のかぼちゃメニューの定番です。レンジで簡単に作れるレシピもあるので、手軽に献立にかぼちゃを取り入れられます。

おすすめレシピ紹介

いとこ煮

かぼちゃとあずきを両方食べられるメニューです。「冬至といえばいとこ煮」という人も多いようですね。

固いものをおいおい(甥)入れて、めいめい(姪)煮込んでいくことから、「いとこ煮」という名前がついたそうですよ。

おすすめレシピ紹介

こんにゃくの煮物

こんにゃくはそのまま煮てもOKですし、かぼちゃの煮物にいっしょに入れてしまっても良いですよ。

おすすめレシピ紹介

ほうとう

ほうとうは山梨県の郷土料理で、色々な具材を入れやすいのが特徴です。

かぼちゃの他に人参や大根、麺はほうとうのかわりにうどんを入れて煮込めば「ん」がつく食べ物をたくさん食べられます。

とろみもあって体があったまるので、冬至にぴったりですよ。

おすすめレシピ紹介

かぼちゃのミルク煮

最後に変わり種として、ミルク煮なんていかがでしょうか?普通の煮物に飽きたときにもおすすめです。

味付けによって和風にも洋風にもなるので、その日のほかの献立に合わせやすいのも嬉しいですね。

おすすめレシピ紹介

まとめ

  • 冬至は、一年の中で一番日が短く、この日を境にだんだん日が長くなっていく
  • 上記のことから太陽の力がよみがえる喜ばしい日と考えられ、昔からお祝いや邪気払いがされてきた
  • 冬至は「一陽来復」とも言う
  • かぼちゃを冬至に食べる風習は、栄養があり、縁起のいい食べ物だから
  • ほかにも冬至には、厄除けになったり風邪をひかないとされるあずきやこんにゃくを食べる風習がある

冬至にかぼちゃを食べることに対して「風邪ひかないから食べるんでしょ」くらいにしか思っていませんでしたが、他にも色々な理由があって食べられていたんですね。

「運を呼ぶ」という意味でも今年の冬至には、かぼちゃ+んのつく食べ物をたくさん食べようと思います。やっぱり運が良いって最強ですからね (笑)

とは言いつつも、かぼちゃはカロリーや糖質が高めなので、あんまり食べ過ぎるのもなって感じですが・・・

カロリーや糖質については、以前調べて下の記事にまとめてあるので気になる方はチェックしてみてください。