スキマスイッチの名曲10選!ファン歴15年の私がじっくり厳選したよ

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編集部
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こんにちは、Monosiri編集部です。

今回はスキマスイッチ好きの私がスキマスイッチの中でもこれは名曲だ!と思えるような曲を10曲厳選してみました。

私が名曲に選んだのは以下の10曲です。

  1. ボクノート
  2. アイスクリームシンドローム
  3. マリンスノウ
  4. 全力少年
  5. ズラチナルーカ
  6. アーセンの憂鬱
  7. 螺旋
  8. パラボラヴァ
  9. デザイナーズマンション

それではそれぞれの曲について紹介していきますね。

ボクノート

ピアノの美しい伴奏から始まるこの曲は映画ドラえもんの主題歌でもあり、映画の内容ともよく合っていると話題になりました。作曲はスムーズにいったものの、歌詞が浮かばず苦労したそうです。

追い詰められていた時に今のこの状況を歌詞にしようと思ったのがきっかけでボクノートは完成しました。作詞が上手くいかないもどかしさと苦しみが伝わってきますが、ボクノートの歌詞は自分が辛い時の心情にも似ているのではないでしょうか。

伝えたいことはあるのに上手く言葉にできない、自分のしたいことが分からなくて動けなくなってしまったという時にこの曲の歌詞は心に響きます。曲の誕生秘話と併せて気力が挫けそうな時に聴くと自分だけではないんだと心が落ち着きますよ。

事務所から次にヒットしなければ考えなければいけないと言われ作った曲です。10回以上書き直してようやく完成した奏は多くの人の心に届きました。あまりにもリクエストされすぎて一時は歌いたくないこともあったようですが、今ではスキマスイッチの代表曲となっています。

本人たちは未だに奏をどう披露するのが正解か分かっていないとも語っており、ライブなどでは聴く度に違う奏を楽しめるかもしれません。遠距離恋愛がテーマの曲は多くありますが、男性側が女性を見送るパターンは珍しいですね。

色々な解釈が出来るこの曲は別れの季節に男女問わず聴きたくなる曲です。自分と大切な人との関係に当てはめて考えるとより感情移入出来るのではないでしょうか。

アイスクリームシンドローム

夏になると聴きたくなる曲。夏の爽やかさと夏が終わる切なさを含んだ絶妙なバランスに仕上がっています。告白しようと思っているけど何も出来ずにいる片想いのもどかしさを歌った曲です。

今の関係を壊したくないけど想いを伝えたいという気持ちや自分は恋愛対象ではないことが分かっている微かな悲しみも表現されていますが、失恋ソングとも言いきれません。失恋1歩手前といったあまりない曲ですが、清々しい雰囲気で重くなくリアルで切ない歌詞に共感できる方も多いのではないでしょうか。

映画ポケットモンスターの主題歌にも選ばれており、恋愛相手だけでなく家族や親友とも一緒に聴きたい1曲です。印象に残るメロディーと情景が目に浮かぶ歌詞が何度もリピートしたくなります。

マリンスノウ

バラードが得意なスキマスイッチの中でも特に完成度が高い作品です。失恋の深い悲しみを歌っており、聴いていると一緒に海の底に沈んでしまうような気持になります。失恋を吹っ切って前へ進もうというよりは、失恋した心の痛みに寄り添ってくれるような曲です。

曲を通して感じられるのは悲しみと喪失感。決してヤケになったり衝動的になるわけではなく、「君」を失った無力感で何も手につかないことが伝わってきます。失恋した直後に聴いて涙が止まらなくなったという方も多くいるようです。

この曲を聴いて思い切り泣いたらまた立ち上がる力が湧いてくるかもしれません。失恋をしていない方もこの曲の持つ儚く悲しい雰囲気は何度聴いても飽きないはずです。

全力少年

常田さんの幼馴染の大工さんが言った一言がきっかけで出来た曲です。上の立場に行ったことでミスが怖くて無理が出来なくなった、という言葉を聞いて一気にインスピレーションが湧いたそうです。

子供の頃に聴くより大人になってから聴いた方がより歌詞が響き、共感出来ると思います。昔は失敗を繰り返して学び、成長していましたがだんだん失敗が怖くなってくるという経験はありませんか。

大人になり働くようになってからは特に失敗して失うものを考えると怖くなり、なかなか挑戦できません。そんな時に全力少年を聴くと昔は失敗を恐れずに色々なことにチャレンジしていたのを思い出します。アップテンポな曲と胸に突き刺さる歌詞が動けなかった背中を押してくれるはずです。

ズラチナルーカ

スキマスイッチの曲は様々な解釈が出来るものが多いですが、中でも解釈が1つに絞れないのがズラチナルーカです。今までこの曲の本当の意味を当てた人は1人しかおらず、スキマスイッチ自身も本当の意味は明かしていません。

意味は分からなくとも曲全体に漂う深い絶望感と悲しみに引き込まれ、美しい旋律が心に響きます。スキマスイッチは何度も聴いているうちにどんどん好きになるものが多いですが、ズラチナルーカは初めて聴いた時からスッと心に入ってきました。

どこか死を感じさせる曲で、抽象的な歌詞でありながら情景が自然と浮かび上がってくる曲です。聴いたことのある方と一緒に自分なりの解釈を話し合うと新しい視点でこの曲を楽しめるかもしれません。

アーセンの憂鬱

泥棒が主人公のコミカルな曲。「アーセン」とはアルセーヌの意味があり、まさに変幻自在で自由な泥棒を連想させます。遊び心満載の歌詞とアップテンポなリズムは聴いているだけでワクワクしてテンションが上がります。

憂鬱な気分をスカッとさせてくれるようなノリの良い曲で元気を出したい時にも盛り上がりたい時にもおすすめです。歌詞はストーリー性があり、聴いているうちに何でも出来るような気分になってきます。

主人公と一緒に獲物を狙って忍び込んでいるようなドキドキ感や色々な場所を冒険しているような楽しい気持ちになる曲です。オチもしっかりあり、まるでルパン三世を観ているようなユーモアとカッコ良さを感じられるユニークな作品です。

螺旋

恋人に振られてしまった男性の女々しさを歌っています。スキマスイッチはこのようなタイプの男性を表現するのがとても上手く、「螺旋」の主人公は振られてからもずっとくよくよしていて本来なら重い男性なのに何故か爽やかさが感じられます。

軽やかなメロディーがいつまでも別れた相手を引きずっているというジメジメした歌詞を中和しています。強がってみたり空元気を出そうとしている姿が目に浮かび、感情移入出来る方もいるのではないでしょうか。

一見するとただ失恋しただけの歌詞のように見えますが、よく見ると一部に毒があるのもこの曲の面白いところです。未練を引きずり続けている男性の本音を比喩で上手く包んでいますが、直接的な表現に換えて見ると衝撃を受けるかもしれません。

パラボラヴァ

ウキウキした気持ちが溢れている曲です。スキマスイッチ曰く初めての直球ラブソングとのこと。確かにスキマスイッチの曲は深読みしたり色々な解釈が出来るものが多いので、ここまでストレートな歌詞は今までなかったかもしれません。

キラキラした世界観は聴いているだけで幸せな気持ちになり、楽しい気分を更に盛り上げてくれるはずです。初恋や青春といった甘酸っぱい感じというよりはプロポーズや結婚後の2人をイメージして作った曲のように思います。

ポップなメロディーと思わず笑顔になる歌詞は結婚式にもぴったりです。他の曲とストーリーが繋がっているのでは?という解釈もあり、どのようなストーリーになっているのか自分で曲を組み合わせて考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

デザイナーズマンション

大橋さんが意味のない曲を作りたいと出来たのがこちら。2分半ほどでサラッと終わる短い曲でスキマスイッチでは異色ともいえるR&B風です。大橋さんが知人の住む代官山のマンションへ遊びに行ったことから構想を得たそうです。

意味がない曲と言うだけあって自由な歌詞と遊び心が随所に感じられます。大橋さんの日本語を英語風に歌う「タクヤ語」も健在です。デザイナーズマンションについて歌っているだけなのに可愛さとカッコ良さが混在しており、短い中にもスキマスイッチらしさを感じられます。

何も考えずに聴けるのでリラックスして聴き流すのにおすすめです。忙しい日が続いて疲れている休日などに何度もリピートしていると不思議と力が抜けてくるようなクセになる曲です。

Monosiri