冬至かぼちゃを地域ごとまとめてみた!違いを比べるのも面白いかも

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ここ最近冬至についてあれこれ調べることが多いのですが、なんでも「地域の風習によって“冬至かぼちゃ”が違う」という情報を目にしました。

私の出身地(静岡県)では、冬至には「かぼちゃの煮物」が主流だったので他の地域の冬至かぼちゃがどんなものなのか、もの凄く興味がわいてきたんです。

そこで今回は、日本各地の冬至かぼちゃを地域別にまとめてみました。

また調べていくうちに、日本だけでなくお隣の中国や韓国にも冬至かぼちゃが存在することがわかったのであわせてご紹介しますね♪

冬至かぼちゃ地域別まとめ

北海道、福島県(北部)、山形県、秋田県、福井県など

いとこ煮 (小豆かぼちゃ)

冬至の食べ物である「かぼちゃ」と「あずき」を一緒に煮込んだ料理です。いとこ煮を食べる地域は多いようですが、私はあまり馴染みがなかったので紹介します。

北海道

かぼちゃのおしるこ

かぼちゃの入ったおしるこです。これも「かぼちゃ×あずき」の組み合わせですね。画像を見ると、いとこ煮よりもあずきが多くなったような感じで、いとこ煮と似てる感じがしました。

青森県

かぼちゃ粥

かぼちゃのお粥です。冬至の日の朝食にいいですね。これなら体調がすぐれない家族や赤ちゃんでも冬至メニューを楽しめますね。

岩手県

かぼちゃひっつみ

ひっつみとは、岩手県の郷土料理で、小麦粉の生地をひっぱってちぎって入れた具だくさんの汁のことです。汁であれば、ほうとうのように、「ん」のつく具材を沢山入れやすい料理ですね。画像を見ると、汁というよりはいとこ煮に近い感じで、すいとんのようなお団子が乗っています。

北関東地方、島根県出雲地方

こんにゃくの煮物

こんにゃくと言えば群馬県ですよね。やはりその土地で採れるもの、作られるものが定番になりやすいようです。冬至にこんにゃくをどう料理するのかなと気になっていたら、こんにゃくだけを煮たり、かぼちゃとこんにゃくを一緒に煮たりするみたいです。

群馬県

冬至うどん

冬至うどんってどんなうどん?と思って見てみると、ほうとうの麺がうどんになったようなものでした。これも「ん」がついた食材を色々入れられますね。群馬県の産物こんにゃくもしっかり入っています。給食のメニューとして「冬至うどん」が出る学校もあるようです。

長野県

かぼちゃ団子

かぼちゃとあずきとお団子を煮た料理です。画像を見ると、いとこ煮やかぼちゃのお汁粉と似ているのがわかります。

関西地方

かぼちゃと“ん”のつく野菜の煮物

画像はかぼちゃは入っていませんが、“ん”のつく食べ物をたくさん煮込んでいます。手に入りやすい野菜を入れられるのでいいですね。

香川県

しっぽくそば

しっぽくそばは、香川県の郷土料理です。ほうとうと同じで、たくさんの具材と麺が一緒に食べられるので、「ん」のつく食材を取り入れやすいですね。

山口県

かぼちゃぜんざい

こちらもかぼちゃとあずきとお団子ですが、お団子の生地にかぼちゃを練り交ぜたものが多いようです。

沖縄県

トゥンシージューシー

トゥンシーは「冬至」、ジューシーは「炊き込みご飯」という意味です。里芋や、お肉やほかの野菜を一緒に炊き込みます。かぼちゃやあずき、こんにゃくではないですね。冬至にこれを食べて家族の子孫繁栄と健康を願う習慣があるそうですよ。

日本以外の冬至かぼちゃ

中国

餃子、ワンタン

冬至は春節(旧正月)と同じくらい大きな祭日で、ご馳走を食べる習慣があるそうです。

韓国

小豆粥、お汁粉

韓国でも冬至にお汁粉を食べる習慣があるんですね。

まとめ

こうやって見てみると、料理名は違えど、

  • いとこ煮風 (かぼちゃとあずきを煮たもの)
  • ほうとう風 (沢山の具材を煮込んだ温かい麺)

が多いように感じました。

シンプルなかぼちゃの煮物にしか馴染みがなかった私としてはどれも気になりましたね。

実は「いとこ煮」という料理自体、友人が「授乳中に甘いものが食べたくて良く作った」という話を聞いて、最近初めて知りました…

もしかしたら友人のお母さんは、冬至にいとこ煮を良く食べる地域出身なのかもしれませんね。

また、私は産後から猛烈にあんこが好きになったので、今年の冬至にはいとこ煮やおしるこを作る気満々です。そして、かぼちゃやあんこを食べながら家族の健康と幸せを願いたいと思います。

あ~もう書いてたらお腹が空いてきました!笑

Monosiri