十五夜にやってくる「お月見どろぼう」の正体とは!?

十五夜・お月見9月,

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あなたは、「お月見どろぼう」って聞いたことありますか?

お月見をどろぼうするってどういうことなんでしょうか?そんな悪いことをするヤツ、物語とか昔話に出てきそうですが…。

今回は、十五夜になると現れるという「お月見どろぼう」の正体について調べてみました。

実は、あなたもきっと知っている「アレ」によく似ているんですよ!!あなたの町にももしかしたら来ているかも?

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お月見どろぼうとは?

「十五夜に月見団子を子どもが盗み、食べてもよい」という風習のことを「月見どろぼう」といいます。

子どもは神様の使いであるとみなされ、『お供え物を神様が食べてくれたのだから良いことがある』『願いが届いた』と考えて、盗まれることを歓迎していました。

  • 盗んで食べた子どもは長者になる
  • 七軒盗んで食べたら縁が早い
  • 子のない人が食べると子ができる

などと言われました。

子どもたちが神様の使いだなんて、なんだか素敵ですね!

お月見どろぼうは多くの地域で行われていて、月見団子だけではなく、お供え物や畑の作物を盗んでもよい地域もあります。

呼び方も様々ですので、地域によってどんな風習があるのか見ていきましょう♪

各地域のお月見どろぼうは?

秋田県「片足御免(かたあしごめん)」

十五夜の日は、他人の畑や敷地に片足を踏み込んで果物や作物を盗んでもいいとされている

長野県「襷(たすき)一ぱい」

たすきで結わえられるだけは許される、とされている

長崎県「まんだかな」

子どもたちが家々を回ってお供え物をせがんで歩くという風習

どこかで聞いたことのある話だなあ…と思ったら、今の日本ではかなり一般的な行事となった、「ハロウィン」によく似ていますね!

お年玉以外で近所の人にお金をもらえるチャンスがあるだなんて、子どもたちは大喜びでしょう!

対して大人は、

神の使いが盗むとはいえ、やっぱり沢山盗まれると困る…「片足だけ」とか、「たすきで結わえられるだけ」ってところが、人間味があって笑ってしまいましたw

畑の作物を盗むとか、少し乱暴な感じがしますし、最近では畑や隣の敷地には行きづらい環境だったりしますよね。

最近のお月見どろぼうはどんなことをしているのでしょう?

最近のお月見どろぼうは?

実際にお月見どろぼうが行われているこんな動画もありました↓

学校教育が普及すると「盗む行為は良くない」とされ、現在ではほとんどなくなってしまいましたが、今でもお月見どろぼうの風習が残っている地域もあります。

子どもたちが、「お月見くださーい!」「お月見どろぼうでーす!」といって家々を回り、家の人は安い駄菓子を用意して配る、もしくは駄菓子をあらかじめ玄関先に置いておきます。

まさしく日本版ハロウィンですね!

家の人にとっては、子どもが回ってくるたびに玄関先に出て相手をするのは大変ですが、玄関先に置いておくだけだと、お礼も言わずに持って行ってしまう子がいたり、一人でたくさん持って行ってしまう子がいてこれもまた大変なんだとか。

まあ、もともとは「どろぼう」なわけですから、「どろぼうですー!」と名乗ってからもらうのも変な気がしますけど…

配る側としてはなるべく礼儀のいいどろぼうさんにお菓子をあげたいですよね…笑

調べていたら、「お月見どろぼうさん、おひとつどうぞ」とかかれた駄菓子のかごの写真を見つけて、近所の人の関わりが少ないこのご時世に、なんとも温かい風習だなあーと、ほっこりしてしまいました。

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まとめ

お月見どろぼうとは、十五夜にお供え物や作物を盗んでもよい(むしろ歓迎)する風習のこと

お月見どろぼうの風習は色々な呼び方で昔から全国各地にある

お月見どろぼうの風習はなくなりつつあるが、今でも残っている地域もある

十五夜といえば、家にお供え物を置いて、各家庭で楽しむものだと思っていました。

でも「子どもたちが近所の団子などを盗む」という地域の風習があり、昔は近所の大人と子どもたちの関わりが当たり前だったんだなーと改めて感じましたね。

盗みの行為はもちろんいけないことですが、こういった地域の人と関わりが持てる風習がなくなってきてしまっていることはなんだか寂しいですね(´-ω-`)

今回初めて「お月見どろぼう」を知って、「ハロウィンに似てる!」と思ってしまいましたし、実際現在の日本ではハロウィンの方が広く知られています。

今まだこの風習が残っている地域には、今後もぜひ大切に残していってもらいたいものだと思います。