冬至といえば柚子を入れたお風呂「ゆず湯」に入るってことをよく聞きますよね。でも、実際どうやってゆず湯を作ればいいのかわからなかったので調べてみました。
それで予行演習?として実際にゆず湯に入ってみたんですが、ちょっとばかり注意することもあったのであわせて書いていきますね。
ゆず湯の作り方はとっても簡単
まず言ってしまうと、ゆず湯の作り方にはこれといった決まりはありません。なので気軽に考えてもらってOKですよ。
ここでは、
- 柚子を丸ごと入れる場合
- 切った柚子を入れる場合
- 柚子の皮だけ入れる場合
の3種類を紹介しますので、お好みの方法で試してみてください。
①柚子を丸ごと入れる
丸ごとの柚子をいくつも湯船に浮かべるのが、一番風情があり一般的です。
柚子は1~2個だと香りがあまり感じられないので、香りを楽しみたい場合は5個以上入れるのがおすすめです。多ければ多いほど見た目も楽しめますしね。
(我が家の経済状況では3個が限界でした…ハハハ)
柚子が少ない場合は、皮にところどころ切り込みを入れたり、つまようじで複数穴を開けると成分が出やすくなりますよ。
②切った柚子を入れる
柚子を半分に切ったり輪切りにすることで、成分が出やすくなるので柚子の数が少なくても香りを楽しみやすくなります。
ただ、切った柚子をそのまま湯船に入れると種や果肉が飛び散ってしまい、お風呂の掃除が大変になったり、追い焚き配管の故障につながる可能性もゼロではありません。
なのでこの場合は、必ず袋に入れてから浮かべましょう。ガーゼで作った袋や、生ごみネット・洗濯ネットでもOKですよ。こんな感じ↓
ちなみに我が家はこの方法でゆず湯に入りました。
ただ、娘がネットをギュウギュウ絞って遊んでいたので、すき間から果肉や汁が出てきてしまいお風呂は汚れましたが…
③柚子の皮だけ入れる
ゆず湯のいい香りや身体への効能は主に皮にあるので、柚子の皮だけ袋に入れて楽しむこともできますよ。
この場合、中の果実は余るので、ゆずシャーベットやゆずゼリーなどのデザートにして食べられますね。これが一番ムダがない方法かもしれません。
特にゆずシャーベットは作るのも簡単で、スッキリとした味が癖になりますよ♪
でも、ゆず湯に入るうえで注意することもあるんです。引き続き見ていきましょう。
ゆず湯に入るときの注意点
それは「肌がピリピリと痛痒くなる場合がある」ということです。今回娘は大丈夫でしたが、旦那がちょっと痒みを訴えていました。
旦那は肌が弱く乾燥肌で、冬の時期は干からびた泥みたいな顔してます。なので、家族に肌が弱めな人がいる方は、事前に「ピリピリ」について知っておくと安心ですよ。
ピリピリするのはなぜ?
ゆず湯でピリピリする原因は、ゆずに含まれているリモネンです。これは香りの素でもあり、果実より皮に多く含まれています。
皮に切り込みを入れたり、揉んだりするとリモネンが出やすくなるので、肌が弱い人はなるべく丸ごと入れた方が無難ですね。その場合でも、柚子の数を少なくしたり入浴は短時間にするのがおすすめです。
対処法
ピリピリした刺激を感じたらすぐお風呂から上がり、その部分をシャワーで洗い流しましょう。そうすれば徐々に症状はおさまっていきます。
また、心配な方はコップや洗面器などにゆずを浮かべて、香りだけでもゆず湯を味わうのもありですよ。
そんなことですので、赤ちゃんは避けた方がいいですね。
せっかくのゆず湯なので入れてあげたくなりますが、湯船や桶に柚子を浮かべた光景だけ見せるだけにしておきましょう。
まとめ
ゆず湯の作り方に決まりはありませんので、
- 柚子を丸ごと入れる
- 切った柚子を入れる
- 柚子の皮だけ入れる
の3種類から、それぞれお好みの方法を選んでOKです!
ただし、肌がピリピリすることもあります。お風呂に入ってちょっと痛痒いような感じがしたらすぐにシャワーで洗い流しましょう。
ちなみに、ゆず湯に入りながら「一陽来復(いちようらいふく)」と唱えるとさらに良いとされています。
今年の冬至はゆず湯で温まって、幸せをじゃんじゃん呼び込みましょう~♪
ところで、「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」ということを聞いたことはありませんか?
また、入浴剤みたいに体に嬉しい効能があるのか気になったので、これについても下の記事にまとめてみました。