結婚式の二次会を欠席したい…理由や断り方のマナーとは?

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結婚式の二次会は、結婚式や披露宴に比べて、少ーし軽視してしまいませんか?

二次会って基本的に夜ですし、知らない人が大勢いる飲み会、ってイメージも少しあって、知り合いがいないと確かに心細いですよね。

正直私も、二次会の案内が来たときに、「次の日早いしな・・・」とか、「他に知ってる人誰か来るのかな・・・」とか、結婚式の案内とは違って、出席の返事をためらったことはあります。

でも、二次会も結婚式も、主催者の新郎新婦にとっては同じくらい大切な場ですよね。案内をいただいたらなるべく予定を調整して出席しましょう。

・・・とはいうものの、どうしてもやむを得ない事情があって欠席しなければならない場合もありますよね。

こんなとき、どのように欠席の返事をしたら良いのでしょうか?断り方のマナーや理由はどうしたらいいのかご紹介しますね。

結婚式の二次会の断り方マナー

返事で伝えるべきこと3つ

返事をするときは、欠席だけ伝えればいいというものではありません。相手の気持ちを考えて丁寧に対応しましょう。

欠席の連絡をするときは、気持ちを込めてこの3点を伝えましょう。

  1. お祝いの言葉
  2. おわびの言葉
  3. 欠席の理由

お祝いの言葉

出席欠席に関わらず、結婚することに対してお祝いの気持ちを伝えましょう。

おわびの言葉

出席できないことに対して残念だという気持ちを伝えましょう。

欠席の理由

家族の体調が悪い、海外出張など事前にわかっている場合はすぐに欠席の意向を知らせます。

欠席理由に「多忙のため・・・」は失礼に当たります。

病気や、不幸事の場合は、理由をそのまま書くのはNGです。「あいにく先約がありまして・・・」「やむを得ない事情で・・・」とあいまいに書きましょう。


欠席の理由が一番重要なところですね。理由によっては相手をがっかりさせてしまうかもしれません。

「あまり親しくないから」と理由を書く人はいないと思いますが、本当はそういった理由で欠席したい場合って意外と多いんじゃないでしょうか?

本来はそういった理由で欠席することはNGですが、どうしてもという場合は欠席理由を身内の事情(法事やお祝い事など)とするのがいいかもしれません。

ではこの3つのことを入れつつ文例を作ってみましたので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

文例

ご結婚おめでとうございます。せっかくお招きいただきましたが、当日はあいにく・・・のため、失礼させていただきます。

ご結婚おめでとうございます。嬉しいお招き、どうもありがとうございます。ぜひともお祝いにかけつけたいのですが、・・・のためお伺いできません。こちらにてお二人の幸せをお祈りしています。

ご結婚おめでとうございます。お招きいただきまして、どうもありがとうございます。当日は、先にはずせない所用が入っておりまして、出席がかないません。皆様とご一緒にお祝いできませんが、お二人の幸せをお祈りしています。

このような感じに返事をすればOKですよ。

そもそも返事の仕方ってどうすればいいのでしょうか?

欠席の返事の仕方は?

最近はメールで二次会の招待状が来ることも多いようですが、返事は直接会って伝えるのが一番丁寧だとされています。

直接会うのが難しければ、電話をかけて伝えるのがその次に丁寧です。

文章ではなく直接話すことで、こちらの気持ちも相手により伝わりやすいですよね。メールにそのまま返信してもよいのですが、欠席の場合はなおさら丁寧に対応したいですね。

ちなみに、ハガキやメールで招待状をいただいている場合は、先に直接会ったり電話して伝えた場合でも、そのあとで招待状に返信しましょう。

ところで、招待状をもらったら、出席の場合はすぐ返事するのがいいと言いますが、欠席の場合はいつごろ返事をしたらいいのでしょうか?

返事をするタイミングは?

もし一番最初に届いた返事が「欠席」だと、自分が主催者だとしたら少しがっかりしますよね・・・。

とはいえ、なるべく早く参加人数を把握したいので、少しだけ間を置いてから、早めに欠席の連絡をしましょう。

期限ギリギリにやっと返事が来たと思ったら「欠席」だった、というのも、いい気はしませんからね。

出席できるかどうかがまだわからない場合は、まずその旨を伝えて、いつまで待ってもらえるか確認をしましょう。

相手も理由がわかっているので安心します。

また、出席予定だったのに急遽行けなくなってキャンセルする場合は、幹事や主催者など欠席することで迷惑がかかる人すべてに、すぐに電話連絡します。

さてさて、欠席の返事をして気持ちもスッキリですね!…でも、安心するのはまだ早いかもしれませんよ。連絡した後、なにかするべきことってあるんでしょうか?

欠席の連絡をしてからすること

結婚式の二次会だけに招待されて欠席した場合は、当日会場に電報やメッセージカード、花などを贈るといいでしょう。

披露宴は出席して、二次会だけ欠席という場合は、披露宴でご祝儀を渡してお祝いしているので不要です。

ちなみに出席予定だったのに急遽キャンセルした場合は、参加人数に含まれているので会費は払うのがマナーです。もし断られたら、お祝いの品で贈りましょう。

まとめ

欠席連絡は、お祝いの言葉、おわびの言葉と、理由に気を付けて丁寧に伝えよう!

出来れば直接会うか電話で伝えるのがベター!

できるだけ早くに返事しよう!

欠席したらできればお祝いの電報やプレゼントを贈ろう!

あとがき

私の周りの親しい友人はすでに既婚者で小さな子供もいる人が多いので、披露宴は行っても、基本的に夜遅くまでになる二次会は欠席するという子が多かったです。

だから自分自身の二次会の時も、既婚の友人は皆欠席でした。二次会って、披露宴と違って席も決まっていないので、知ってる人が参加しないと行きづらくなりますよね。

「知ってる人が行かないから・・・」と正直に理由を言って欠席した友人もいました。ちょっとガッカリでしたが気持ちはよくわかります(笑)

披露宴に出席する人にしか声をかけなかったので、結局20人くらいでの二次会となりましたが、出席してくれた方には感謝していますし、披露宴ではゆっくり話せないので二次会をやってよかったです。

理由が本当にやむを得ないものであろうとそうでなかろうと、確かに電話で連絡をくれたり、お祝いの品を贈ってくれた場合は、「本当は行きたかった」という気持ちをより感じられますよね。

自分が式を挙げる前には、直接会わない場合は欠席してもそれまででしたが、結婚して、自分も欠席者からお祝い品をいただき、子供が小さくて連れて行けずやむを得ず欠席していた頃から私もお祝い品を贈るようにしています。

もちろん気持ちが一番大事ですが、お祝いの気持ちを形で表すことで、欠席したモヤモヤが解消する気がします。

「お金がないから欠席したい」という理由もあるかと思いますが、たとえ安いものでも、贈り物をわざわざもらうと相手は嬉しいんじゃないでしょうか?

Monosiri