赤ちゃん「小物」というにはちょっと大きいかもしれませんが、今回赤ちゃんのスリーパーを作ってみました。
うちの娘も寝ている間にすぐ布団から抜け出してしまうので、お腹を冷えから守ってくれるスリーパーは便利だと思います。ただ、一時期着せようとしたことはあるのですが、嫌がって寝る前に着てくれなかったので、我が家ではあまり使いませんでした。
ただネットでクチコミを見ると、赤ちゃん~ある程度大きくなるまで使えて便利!とか、うちでは必需品!という声も多いので、今回姪が生まれたので作ってみました。
寝ている状態でもボタンを外せばそのまま脱がせられる形で、ネットの通販サイトで人気のスリーパーの形を参考にしました。
小物よりサイズは大きいですが、手順は複雑ではないので、思ったより簡単に出来ましたよ。
用意するもの
- 表地(65×45cm幅)2枚
- 中地(65×45cm幅)2枚
- 裏地(65×45cm幅)2枚
- プラスナップ 5組(ヘッド10個、バネ(凹スナップ)・ゲンコ(凸スナップ)各5個)
今回は、夏用のスリーパーで、生地はすべてダブルガーゼを使用しました(沢山余っていたので…)。ただ、布の枚数が多く縫う前までが大変だったので、夏用ならタオル地や厚めのガーゼ生地で表地+裏地だけでもいいですね。大判のバスタオル1枚で作っている方もいます。
冬用なら、スムースキルティングやフリースなど、あったかい生地がオススメです。
わざわざ生地を新しく買わずに、使っていないひざ掛けなどを使って作る方もたくさんいましたよ。
作り方
【1】表地(今回はキナリ)の裏面に、画像のように型紙を置いてチャコペンなどで線を引きます。
【2】裏地(ネイビー)と中地(白)の裏面に、画像のように型紙を置いてチャコペンなどで線を引きます。表地と型紙の向きが違うので注意してくださいね。(表地と裏地だけの方は中地は無視してください。)
【3】線の1cm外側を裁ちます。
【4】表地を、中が表になるように重ね、左肩の直線部分を縫い合わせます。
【5】裏地と中地も同様に縫い合わせます。
【6】縫いしろをアイロンで割ります。
【7】表地と裏地を、中が表になるように重ね、その上に中地を重ねて待ち針でとめます。
【8】返し口を15cm程度あけて、線上を縫います。
【9】カーブのきついところに、2cm間隔くらいで切り込みを入れておきます。(縫い目を切らないように注意してください。)
【10】返し口から布を慎重に表に返します。
【11】めうちなどで角を引き出し、アイロンをかけます。
【12】布端から0.3~0.5cmのところを一周縫います。
【13】左肩で半分にたたみます。
【14】右肩部分の重なりを確認してから、めうちなどで穴を開けます。
【15】下からプラスナップのヘッドを差し込みます。(画像だとわかりづらくてスミマセン)
【16】反対側から、バネとゲンコを画像のようにはめこみ、ハンディプレスでカシメます。
【17】画像の〇の部分も同様にプラスナップをつけます。
【18】全てプラスナップをつけたら、スリーパーの完成です。
【19】今回冬用も作ってみました。表地はダブルガーゼとネルで切り替え、裏地はフリースを使っています。
夏用には胸元にワッペンを付けました。無地の生地で作る場合は、縫い合わせる前にアップリケやテープなどをつけても可愛いですね。
【20】もうすぐ3歳の子供が着るとこんな感じです。足は出ますが、お腹はしっかり守ります。「このエプロン着ておてつだいする~♪」と言われました。確かにエプロンぽい笑