マチ付きレッスンバッグを作ってみよう
3つ目は「裏地+マチ+ポケット+肩紐」を組み合わせた、盛りだくさんなレッスンバッグの作り方です。
表布にキルティングを使用していますので、裏布を付けなくてもしっかりとしたバッグが作れますよ。
材料
- 表布(66×45cm)
- 裏布(34×45cm)2枚
※今回は裏布の柄に向きがあるため2枚を縫い合わせて1枚にして作ります。
柄に向きのない布を使用する場合は、表布と同じ(66×45cm)を1枚用意してください。 - ポケット用布(17×28cm)←お好みでサイズ変更してください
- アクリルテープ28cm×2本+64cm×1本
- お好みでアップリケやワッペンなど
作り方
【1】布端がほつれてこないよう、布の周りに一周ジグザグミシンをかけておきます。
【2】(裏布に柄の向きがなく、1枚の布を使用する場合は手順2-4はとばしてください。)
2枚の裏布を用意し、柄の上下を合わせ、中が表になるように重ねます。
【3】マチ針でとめ、下から1cmの点線部分を縫います。
【4】縫いしろをアイロンをかけて割ります。
【5】ポケット用の布を用意し、裏返します。左右1cmのところを折り、アイロンをかけます。
【6】同様に、下1cm、上2cmのところを折り、アイロンをかけます。
【7】上から1.5cmのところを縫います。
【8】表布にポケットを重ねます。2枚の中心を合わせて置き、表布の布端から10cmくらいのところに調節し(ポケットの大きさに合わせてお好みで変更してください)、点線部分を縫います。
【9】ポケットの縫い始めと縫い終わりは三角に縫うと丈夫になります。
【10】短いテープを、表布の中心10cmをあけて置き、マチ針でとめます。長いテープは、左端から2cmあけてとめます。
【11】反対側も同様にテープをとめ、端から0.5cmのところを縫います。アップリケやワッペンなどを付ける場合はここで付けてください。(画像は表布の真ん中を折っています)
【12】中が表になるように、表布と裏布を重ね合わせ、上下の端をマチ針でとめ、1cmのところを縫います。(画像は布の真ん中を折っています)
【13】縫いしろをアイロンで割ります。
【14】手順12.で縫った2本の縫い目をぴったりと合わせ、表布と裏布に割ってマチ針でとめます。
【15】返し口を10cm程度あけて、両わき1.5cmのところを縫います。
【16】縫いしろをアイロンで割ります。
【17】画像のように角をたたんで、マチ針でとめます。
【18】角から2cmのところにチャコペンなどで線を引き、線に沿って縫います。
【19】4ヶ所の角全てを縫い終わったら、返し口から慎重に布を返します。
【20】返し口を[ラダーステッチ(コの字とじ)]で縫ってとじます。
【21】裏布を袋の中に入れます。
【22】裏布が表布より少し内側に入るようにして、袋口にアイロンをかけます。
【23】袋口から0.5cmのところを一周縫ったら、完成です。
【24】中はこのようになっています。
【25】マチが4cmついているので、少し厚みのあるものを入れてもいいですね。
今回はポケットは別布を使用しましたが、裏布の余りを使用すると統一感が出ていいですね。
また、肩紐を付けることで、重たいものが入っていても子供が自分で持ちやすくなります。
うちの子も肩紐があることでなぜか嬉しいようで、おもちゃなどをたくさん入れて、家の中でずっと肩掛けしていました(笑)