このページでは、簡単な自由研究テーマとしておすすめな「手作りマヨネーズ」をご紹介します。
1日あれば十分終わりますので、自由研究をとにかく早く終わらせたいと思っている人は参考にしていただければ幸いです。
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用意するもの
- 卵黄1個(常温に戻しておく)
- 酢 大さじ1(常温に戻しておく)
- 塩 少々
- サラダ油 180ml
- 金属製でないボウル
- 泡だて器
手順
【1】ボウルに、卵黄、酢、塩を入れます。
【2】泡だて器で、横に切るように混ぜます。
【3】サラダ油を少量入れて混ぜ、少量入れて混ぜを繰り返します(分離しないようにするため)。今回は10回くらいに分けて入れてみました。
【4】しばらくすると、シャバシャバの液体から、もったりとした感触に変わってきます。サラダ油を全て入れ終えたら出来上がりです。
【5】市販品より固さはゆるめです。野菜スティックに付けて食べてみました。泡だて器でよく混ぜたからか、市販品よりも食感がふわっとしています。
最初に味見をしたときに、酢の味が強い気がしたので、少し砂糖を足してみましたが、野菜と一緒に食べると、なんだか味がまろやかになり過ぎてしまった気がしました。
解説
日本人の家庭に必ずと言っていいほどあるマヨネーズですが、実は、油と酢と卵黄と塩でできています。意外とどれも身近にあるものでできていたんですね。
実際に作ってみて、家にあるマヨネーズと見た目や味を比較してみるのも面白いですね。
今回の分量で、割と多めにマヨネーズが出来るので、いくつかに分けて、味噌や明太子など、いろんなものを混ぜてオリジナルマヨネーズを作ってみるのも面白いと思います。
サラダにかけるドレッシングにも、油と酢が使われていますが、ドレッシングのボトルを振る前は油と酢が分離して分かれているのを見たことがありませんか?通常、油と酢は分離して混ざりません。
今回、マヨネーズ作りでは、酢と卵黄を先に混ぜていますが、卵黄に含まれる「レシチン」が油になじみやすい性質のため、酢と油が混ざって、クリーム状になったのですね。
同じ材料で、混ぜる順番を変えて試してみるのもいいですね。
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参考文献
ガリレオ工房(2010)『キッチンおもしろ自由研究』永岡書店