このページでは、簡単な自由研究テーマとしておすすめな「冷凍庫を使わずに作るバニラアイス」をご紹介します。
1日あれば十分終わりますので、自由研究をとにかく早く終わらせたいと思っている人は参考にしていただければ幸いです。
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用意するもの
- 大き目のボウル
- 氷 たっぷり
- ひとまわり小さいボウル(金属製がオススメ)
- 生クリーム 100ml
- 牛乳 100ml
- 砂糖 50グラム
- 卵黄 1個
- 塩 たっぷり
- バニラエッセンス 少々
- 泡だて器またはハンドミキサー
手順
【1】大き目のボウルに、氷を半分くらいまで入れます。
【2】氷がかくれるくらいまで塩を入れます。
【3】水を少量入れ、スプーンなどで軽く混ぜます。
【4】ひとまわり小さいボウルに、牛乳、生クリーム、卵黄、砂糖を入れて、泡だて器でよく混ぜます。金属製のボウルがあれば、熱が伝わりやすいのでオススメです。
【5】バニラエッセンスを、2、3滴入れて混ぜます。
【6】小さいボウルを大きいボウルの中に入れます。
【7】泡だて器またはハンドミキサーで、空気を含ませるようによく混ぜます。周りに飛び散ることがあるので、新聞紙などを敷いておくといいですね。氷が溶けてきたら、氷を追加しましょう。
【8】しばらく根気よく混ぜて、アイスが固まったら完成です。
【9】食べてみると、市販のアイスに比べて、空気を含んだようにふわっとした食感でした。食べきれなかった分を冷凍庫に入れて保存しておきましたが、再び食べるときもふわっとした食感はそのままでした。
解説
通常氷だけでは0℃までしか冷やせませんが、氷に塩をかけることにより、最大マイナス20℃くらいまで下げることが出来ます。
氷は、溶けるときに周りの熱を奪って温度を下げます。氷だけだと溶け始めから溶け終わりまでずっと0℃のままですが、塩には氷が溶けるスピードを速くする性質があるため、氷がどんどん周りの熱を奪い、0℃よりも低くなるのです。
温度計を用意して、氷だけの時と、氷と塩を入れたときの温度の比較をしてみましょう。
塩や氷の量によって温度に違いが出るのか調べてみても面白いですね。
同じ方法で、アイスキャンディを作る方法も紹介していますので、あわせて挑戦してみてくださいね。
「冷凍庫を使わずにアイスキャンディを作ってみよう」(準備中)
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参考文献
ガリレオ工房(2010)『キッチンおもしろ自由研究』永岡書店