このページでは、簡単な自由研究テーマとしておすすめな「じゃがいもから片栗粉を取り出す」をご紹介します。
1日あれば十分終わりますので、自由研究をとにかく早く終わらせたいと思っている人は参考にしていただければ幸いです。
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用意するもの
- じゃがいも 中3個
- おろしがね
- ピーラー
- ボウル
- きれいなふきん
- バットまたは平らな皿
手順
(ピーラーやおろしがねを使用するときはケガをしないように注意しましょう)
【1】じゃがいもを洗って、ピーラーで皮をむきます。
【2】じゃがいもをおろしがねですりおろします。
【3】大き目のボウルに水をたっぷり入れておきます。
【4】別のボウルにふきんを敷き、その中にすりおろしたじゃがいもを入れて包んで、口を輪ゴムで結びます。
【5】じゃがいもを包んだふきんを水を張ったボウルに入れ、水の中でふきんをもんだりゆすったりして中のじゃがいもをよく洗います。
【6】10分ほど洗ったら、ボウルの上でふきんをギュッとしぼり、取り出します。
【7】じゃがいもを洗ったボウルの水は、そのまま15分ほど置いておきます。ガラスのボウルの場合は、横から見ると底に白いものが沈んでいるのが見えます。
【8】ボウルの水を静かに捨てると、底に白い粉が沈んでいるので、それだけ残します。
【9】白い粉が残ったボウルに、再びきれいな水をたっぷり入れ、よくかき混ぜます。
【10】再び15分ほどそのまま置いておきます。
【11】手順8-10をもう一度繰り返します。
【12】ボウルの水を静かに捨て、底に残った白い粉をバットやお皿に広げます。
【13】半日ほどそのまま置いて乾かし、乾いたらスプーンなどで塊をつぶして片栗粉の完成です。
【14】3つのじゃがいもから、47グラムの片栗粉が取れました。意外と多くてびっくりしました。
解説
自宅にある片栗粉の原材料を見てみると、「馬鈴薯でん粉」と書いてあります。馬鈴薯(ばれいしょ)とはじゃがいものこと。でん粉(でんぷん)とは、植物が光合成で作り出して根や茎に蓄えているものです。
じゃがいも以外にも、でんぷんを蓄えている食べ物がいくつかあるので、予想してから調べてみるのもいいですね。それぞれどんな名称なのか、どういった用途で使われているのか調べてまとめるのも面白そうです。
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参考文献
クックパッド自由研究『じゃがいもから片栗粉を取り出そう!』