ふるさと納税の特集記事を見ていると「還元率○○%」という言葉がよく出てきますよね。なんとなく、還元率が高い方がお得な気がしますが、詳しく知らない人も多いかと思います。
そこで「還元率」とは何なのか?どうやって計算しているのか?などを説明していきます。
ふるさと納税の還元率とは?
そもそものふるさと納税の目的は、自治体への「寄附」なんですよね。それで、寄附のお礼に自治体からもらえるのが「返礼品」です。
還元率は、返礼品の販売価格を、寄附した金額で割った数値を100倍したものになります。
「返礼品の価格 ÷ 寄附額 × 100 = 還元率」ということですね。
例) 寄附金⇒1万円、返礼品⇒5000円相当の品物
例えば、1万円の寄附をして、5000円相当のお肉を返礼品としてもらった場合、先ほどの計算式に当てはめてみると「5000 ÷ 10000 × 100 = 50」になりますよね?
ということで、この場合は還元率50%となります。
基本的に自治体は還元率を公開していない
計算式自体はとってもシンプルなんですが、各自治体が返礼品それぞれの還元率を公表していないので、自分たちで調べる必要があります。
なので返礼品の価格がハッキリわかるものなら良いのですが、わかりにくい品物だと目安でしかわからないんですよね。
全体の目安は還元率30~40%
ただ、還元率の目安はあっておよそ 30~40% となっています。1万円の寄附をしたら、3,000~4,000円相当の返礼品がもらえるということです。
これだけ考えると、あまり得に見えない感じがしますが…
税金が安くなって、さらに実質2,000円の自己負担額で返礼品がもらえるわけですから、めちゃめちゃ得する制度なんです。
より得したいなら高還元率狙い
還元率を気にしにしなくても得することは間違いないのですが、得できることはじゃんじゃん得したいと考えるのが人というもの。
手っ取り早く高還元率を狙うなら「自治体ランキング」で上位に入る自治体です。
ちなみに2015年のランキングでは、ぶっちぎりで「宮崎県都城市」が1位です。ただ、人気がある分、返礼品が売り切れ状態になることもよくあります。
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おわりに
高還元率を狙って超得にふるさと納税をしたいものですね。
でも、忘れちゃいけないのが限度額です。上限を超えてしまうと、その分、自己負担額が増えていきますのでせっかくのお得な制度が台無しになりかねません。
下のページで限度額を計算できるサイトを紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。