母乳をあげようとしたとき、わき腹を赤ちゃんに触られて、その手の冷たさにびっくりした経験をお持ちのお母さんも多いと思います。
いつ触られるか、冬の間は授乳のたびにドキドキしますね(^^;)
赤ちゃんって、寝ているときも、バンザイポーズをして手がキンキンに冷えていることが多いですよね。しまってもしまっても手を布団から出す赤ちゃん・・・寒くないの!?
赤ちゃんの手が冷たい理由は?
赤ちゃんは、大人と違ってまだ体温調節がうまくできないので、気温と一緒に体温が上下してしまいます。
体に熱をためやすい反面、大人に比べて、皮下脂肪が少ない赤ちゃんは、皮膚から熱が逃げやすくて低体温にもなりやすいんです。
そこで体温調節するために、赤ちゃんは手足を冷やして末端の毛細血管を収縮させて、体の中心に熱を集めて手足から熱を逃がさないようにしているんです。
とはいえ、こんなに冷たくしていてお母さんとしてはちょっと心配ですよね。
寒い?暑い?チェック方法はこれ!
赤ちゃんはしゃべることができないので、暑いのか寒いのかは大人が判断して調節してあげないといけません。手の冷たさに驚いて、すぐにあたためてあげたくなりますが、ちょっと待ってください。
手足が冷たくても、体の中心があたたかくなっていれば大丈夫です^^体を触ってみて、冷たかったり、逆に汗をかいている場合は調節してあげましょうね。
手が冷えているから・・といって体が汗をかいているのに暖めすぎると、逆効果の場合もありますので注意してください。
これってNG?対策方法は?
ミトンや靴下
これ、私は結構まわりからすすめられました(^^;)
寝ているとき、赤ちゃんの手足が冷たいとミトンや靴下をつけて温めてあげたくなりますが、これはあまりよくないといわれています。
赤ちゃんは手足を冷やして、体の中心の熱を逃さないようにしています。暖めると毛細血管が弛緩して体の熱が逃げてしまいます。
手足を隠してしまうと体温調節が上手にできずに、逆に冷え性になってしまうこともあります。
赤ちゃんは手足が外気に触れて、いろいろなものに触ることで、脳にとってもよい刺激を与えます。脳の成長のためにも、そのまま見守ってあげてくださいね。
エアコンで調節
赤ちゃんにとって快適な温度は、夏は26度~28度、冬は18度から20度くらいです。
部屋にいるときは、エアコンなどで調節してあげましょう。エアコンをつける際は乾燥しますので、加湿器がある場合は一緒に使ってあげましょうね。
無い場合は、濡れたバスタオルなどをお部屋にかけておくだけでも加湿になりますよ。
布団や洋服で調節
寒いかな?と思った場合には、洋服や腹巻を着せたり、寝ているお子さんにはお布団をもう一枚かけるなど調節してあげてください。
いかがでしたか?
赤ちゃんの手先がつめたいのは心配いりませんので、上手に体温調節してあげてくださいね♪