かぼちゃは妊婦が食べても大丈夫?この疑問をスッキリ解決

食べ物のこと

妊娠中には、積極的に食べたほうがいい食べもの、食べすぎに注意が必要な食べものがあります。これまで普通に食べていたものでも、ふと「これって大丈夫かな?」と心配になることもありますよね。

吐きづわりでほとんどのものを受け付けないけど○○だけなら、と特定のものばかり食べてしまったり。また逆に、食べづわりでいつもより食べすぎてしまったりすることも。

特に「かぼちゃの煮物は食べやすくてよく食べた」という妊婦さんも多いですね。私の場合は冷えたかぼちゃの煮物でしたが(笑)

でも、かぼちゃって太りやすそうだし、ビタミンAが含まれているから妊娠中に食べてもいい食べ物なのか不安になることもあると思います。

今回は「かぼちゃは妊娠中に食べても大丈夫なのか?」その疑問にお答えします。では見ていきましょう。

かぼちゃは妊婦さんが食べても大丈夫です!

とは言っても・・・

えっ、でもかぼちゃって太るから妊娠中は食べない方が…
てかそもそもビタミンAを含むから妊婦さんは食べちゃダメでしょ!

こんな疑問もありますよね。

かぼちゃは妊婦さんにとって、栄養満点の野菜ですのでぜひとも食べていただきたいのですが、その前にかぼちゃに対する疑問をまずは解決しましょうか。

…太るイメージあるから食べない方がいいのでは?

かぼちゃは食感がホクホクしていて甘みもあるため「かぼちゃは太る」というイメージも持たれている方も多いです。

でもかぼちゃには食物繊維が豊富に含まれているので満腹感を得やすく、食べすぎによる肥満を防いでくれます。腸内環境を整えてくれるので妊婦さんの天敵である「便秘」の改善にも効果的なんですよ。

糖質の量は100g(大きめの角切り2個程度)あたり20.6gなので、他の野菜に比べれば多く含まれています。

でも、

  • ご飯お茶碗1杯分の糖質 59.4g
  • 食パン1枚(6枚切り)の糖質 28.0g

と比べると少ないですよね。

ただ糖質はとりすぎると余分なものは脂肪に変換されるため、かぼちゃを食べすぎればもちろん肥満につながります。特につわりが終わると食欲が戻り、体重が増えやすくなりますので。

妊娠中の適切な体重管理は大切なんですが、必要以上に気にして、食事制限をしすぎてしまうのは逆にキケンです。

かぼちゃは食べすぎに注意すれば、美容にもいい食材なので「太りそう」という理由で避けてしまうのはもったいないですよ。

…ビタミンAを含むから食べない方がいいのでは?

ビタミンAを過剰摂取すると細胞の発生や分化にかかわるため、妊娠初期にとりすぎると胎児の奇形が増えることが報告されています。

厚生労働省

なのでこういった情報を耳にすると、

んじゃ~かぼちゃもビタミンAを含むから食べたらダメなんだ…

と自然に考えてしまいますよね。

たしかにかぼちゃに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変わります。でもそれも必要な分だけで、余りは体外に排出されます。なのでかぼちゃをたくさん食べたところでビタミンAの過剰摂取にはなりません。

妊婦さんが気をつけたいのは、動物のレバーや肝、ウナギなどに多く含まれている動物性ビタミンA(レチノール)です。ただこれも過剰摂取がいけないだけなので、そこまで怖がる必要はありませんよ。


さて「かぼちゃは妊婦さんが食べても大丈夫」ということがわかってもらえたと思います。

そもそも、かぼちゃは緑黄色野菜の代表で、その中でも栄養価はトップクラス。妊娠中に必要なビタミンも豊富なので、妊婦さんにおすすめの食材です。

つわりの時期は食べれるものを食べれるだけで構いませんが、落ち着いてきたらほかの食材と合わせて毎日でも食べたいくらいですよ。

でもさ、そこまで言うなら具体的にどんな効果があるのよ?

うん、ですよね。もちろんこれについても紹介しますよ。ではでは、さっそく見ていきましょう。

妊娠中に嬉しい栄養たっぷり!かぼちゃの効果とは?

かぼちゃを妊婦さんが食べることで具体的に次の効果が期待できます。

  • 便秘予防・改善
  • 風邪予防
  • 冷え性・肩こりの改善
  • 胎児の先天性異常の発症リスクを軽減

ではそれぞれ説明していきますね。

便秘予防・改善

かぼちゃには食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれる効果があります。

元々便秘に悩む人は男性よりも女性に多いと言われていますが、妊娠中はさらに便秘になりやすくなるので積極的にとりたいですね。

風邪予防

妊娠中は免疫力が低下するので風邪をひきやすくなります。

もし風邪をひいてしまった場合、妊婦でも飲める風邪薬はありますが、なるべく薬を飲みたくないという方もいるでしょう。

また、できることなら免疫力を上げて風邪をひかないのが一番ですよね。

かぼちゃにはβ-カロテンビタミンCビタミンEとその他ビタミン類が豊富に含まれています。β-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変わり、粘膜や皮膚の抵抗力を強くしてくれます。

昔から冬至にかぼちゃを食べる習慣があるのは、風邪をひかないと言われているからです。ちなみにかぼちゃの皮は実よりも栄養価が高いので、皮も捨てずに調理しましょう。

冷え性・肩こりの改善

妊婦さんでなくても、元々冷え性・肩こりに悩む女性は多いですよね。

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や、つわりやおなかが大きくなったことが原因で運動不足になることで、血行が悪くなり、冷え性や肩こりになってしまうことがあります。

かぼちゃに含まれるビタミンEには、血流をよくする働きがあり、冷え性や肩こりの改善にも効果的です。適度に運動をすることも大事ですが、なかなか運動が難しい場合にも嬉しい効能ですね。

胎児の先天性異常の発症リスクを軽減

ゆでたかぼちゃには、100g(大きめの角切り2個程度)あたり75μgの葉酸が含まれています。葉酸が妊娠中に欠かせない栄養素ということは、妊婦さんなら大抵はご存知ではないでしょうか。

葉酸をとることで、胎児の先天異常を予防する効果があるので、妊娠前後に不足しないようにすることが大切です。

まとめ

  • かぼちゃに含まれるビタミンAは取りすぎによる心配はない
  • かぼちゃは糖質が高い野菜ので食べすぎには注意が必要だが、食物繊維が豊富なので適量なら問題ない
  • かぼちゃは妊婦に嬉しい栄養が豊富なので毎日でもとりたい食材

妊娠前は甘いものが特別好きというわけではなかったのに、妊娠してから甘いもの、その中でもあんこのような甘さが好きになりました。

かぼちゃの煮物は甘いので、妊娠中こればかり食べた方が多いのはわかりますね。私の場合は、冷えたかぼちゃの煮物がおいしく感じました。

また、元々便秘とは無縁だった私も、妊娠中は運動することもなくひたすら寝てる感じだったので便秘に悩んだんです。かぼちゃは便秘改善にもなりますし、それ以外にも嬉しい効果ばかりなので妊婦さんには欠かせませんね。

下の記事ではかぼちゃの基本的な栄養と効能の他に、かぼちゃの栄養を効率良く摂取するためレシピも書いてありますのでぜひご覧ください。