「ラン友が、ランニング前にコーヒーを飲みはじめたら、体重が減ってきてるんだって!」
「もしかして、ランニング前のコーヒーってダイエット効果があるの?」
「実は、検証実験もされていて、コーヒーを飲むと体脂肪が燃えやすくなるんだ!」
「それで、しおちゃんの友達は、ダイエットできているじゃないかな。」
「へ~!コーヒー凄いじゃん、私もガブ飲みしてからランニングしよっと!」
「ちょっと待った!」
「もちろん、体脂肪が燃えるメリットはあるけど、デメリットもあるから、ただ飲みまくればいいってものでもないよ。」
「ひ~…そうなんだ…そこらへん詳しく教えてください。」
「よし、じゃメリットやデメリットを説明したあとで、最適な飲み方を説明するね!」
ランニング前のコーヒーって本当に効くの?
コーヒーでダイエットできる!と言われても、何か根拠はあるの?って思いますよね。
もちろん根拠はあります。東京慈恵会医科大学臨床検査医学教授、医学博士の鈴木政登氏らの検証実験によって、カフェインが脂肪燃焼を促進させることが分かりました。
画像は、モデルラットによるカフェイン効果の実験結果です。
通常の状態、カフェイン入りのエサを与えたのみの状態、カフェイン入りのエサを与え、さらに運動させた状態、この3パターンで実験しています。
赤紫の部分が皮下脂肪で、黄色の部分が内臓脂肪です。
これをみると、ハッキリとカフェインを摂って運動したマウスの脂肪が、減っていることが分かります。
驚くことに、ただカフェインを摂っているだけでも、脂肪が減っています。これを見ると、カフェインには脂肪燃焼を促進させる効果があると分かりますね。
メリットとデメリットを理解しよう!
メリット
- 脂肪燃焼を促進できる
- 眠気もスッキリ
上の実験で分かったように、カフェイン、すなわちコーヒーには、脂肪燃焼を促進させる効果があります。ダイエット目的でランニングを始める人にはとても嬉しい効果ですね。
あと、眠いときにコーヒーを飲むと、シャキーンと目が冴えてきます。よって、朝ランニングをする人には、眠気覚ましにもなります。
デメリット
- 利尿作用がある
- 胃に負担がかかる
コーヒーには、利尿作用があるので、水分補給にはなりません。ランニング中に、尿意をもよおすこともあります。
空腹時にコーヒーを飲んでしまうと、胃が荒れてキリキリする場合があります。朝起きて、コーヒーをだけを飲んでランニングというのは注意が必要です。
最適なコーヒーの飲み方の4ヶ条!
メリットとデメリットのそれぞれを考慮したうえで、ランニングに最適なコーヒーの飲み方をご紹介します。
- コーヒーはランニングの30分以上前に飲むべし!
- とにかく脂肪を減らしたいならブラックコーヒーを飲むべし!
- 飲む量は1杯か2杯!飲み過ぎに注意するべし!
- ランニング中の水分補給を心掛けるべし!
この4ヶ条を守っていれば、ランニング+コーヒーの相乗効果で、ダイエットがグングン加速していきます。
ダイエット目的でランニングを始めた人は、ぜひ実践してみてください。
「さて、ここまでランニングとコーヒーのことついて説明してきたけどどうだった?」
「ただ飲めばいいってもんじゃないね、最初に言ってたことを訂正します(笑)」
「私もダイエット目的でランニングを始めたから、ランニング前にコーヒー飲んでみる!」
「そうだね!飲み方に気をつければコーヒーは強い味方になってくれると思うよ!」
「また何でも聞いてね♪」
「うん、ありがとう!またよろです♪」